カリキュラム

灘中 国語

灘 国語 1日目対策

知識問題 40分 80満点。
難易度にはムラがありますが出題パターンはほぼ同じです。
灘の語句に関しては市販のテキストや塾の教材だけでは間に合いません。
知識問題=暗記問題なので学年に関わらず灘希望の時点からスタートします。

ラルース学院では灘中国語対策として以下のようなプログラムがあります。

外来語対策
第1STEP  おまかせ受験国語2(市販テキスト 840円amazonで購入可能)のP.59-109までの外来語をすべて暗記
第2STEP  ラルース外来語教材NO1-9を仕上げる(1回100個の外来語を覚え確認テスト実施)
第3STEP 2STEPまででマスターした外来語を別の角度から使い方や例文中心にした教材NO1-15で総復習。

漢字パズル
第1STEP  漢字パズルだけを集めた問題(1単元20問×25回)を仕上げる。
第2STEP  「逆漢字パズル」1STEPで身に付いた知識などをもとに自分で限られた時間で漢字パズルを作る

季語
第1STEP 季語プリント(一月分30個×12か月分)を仕上げる
第2STEP 季語の並び替え問題を自分で作成し力をつける

他いろいろな角度から灘国語にアプローチしていきます。

灘 国語 2日目対策

知識問題 70分 120満点。
長文2題 詩1題
長文に関しては深い読解力が求められる。

毎年灘に合格する生徒は1日目パターンのように「暗記力があるのは当たり前」といった暗記力の良さからが合格者のスタートのような気がします。

社会に出てから公式の場で求められるような知識力、そしてその知識を暗記する能力。
(過去のデータなどをさっと目を通し数値を暗記し、その数値からわかる背景などをおさえられる力。)
アメリカでは多くの知識があり、その知識を整理し、つなげる能力があり、発信できる力が求められます。

博士号習得者を好んで採用するグーグル社ではアカデミックの世界で好成績を残した人間は高い学習能力と分析能力と地頭のよさが備わっていると想定しています。このあたりの狙いと近い気がします。

この知識力を1日目で試し2日目は地頭の良さにつながる分析能力が試されているように思います。

もちろん漢字や語句、抜き出しなどのおさえておくべき問題はありますが合否の決定打は「自分で考えてこたえなさい」といった読解問題です。
文章を抜き出すだけでなく筆者が伝えたいことを自分なりに説明できるか。
塾のテキストや市販のテキストでは簡単すぎるので2日対策にはなりません。

この灘読解に関しては大学受験レベルの長文を図示しながら要約し、筆者の意見をつかむ練習をしています。


この詩を毎年灘が出題するのは未来の担い手を育てるためには非常にいいことだと好感をもちます。
短い言葉で相手の気持ちやいいたいことを想像する。人にとって一番大切な技術ですよね。

詩の対策に関してはある程度数をこなすしかありません。
最初は鑑賞文付きのもので基礎練習し、その後は自分なりに詩を解説してもらう指導を続けます。
一番時間のかかる作業なのでできるだけ4,5年の内に済ませてしまいます。

開成 国語

開成 国語

記述力と処理能力が問われる!!

文章が長いので設問部分で使えそうなキーワードを常に意識しながら自分なりに編集していく能力が必要
2012年に関しては漢字や抜き出しなどでは大差はないと思います。
できて当たり前といったところでしょうか。
最終的には長文読解の4問の記述の完成度で差がついたと思います。

文章は例年古いものが多いですがテーマは開成中の生徒像につながるものが多く好感を持ちます。
人としての品位を問うようなテーマで人生の機微に触れるもの。

私自身としては12歳に息子がなったときにゼヒ読んでほしいなあ、行間にある気持ちに気づいてほしいなあと思うようなモノが多く知識だけでなく人として大切なことを学んで欲しいという学校側の提案に大きくうなずいてしまいます。

ただなんと言っても「記述」なのです!!!

だらだら長く書くのではなくきちんと記述の中に作成者が欲しい事柄をどれだけ盛り込めるか。
記述の書くペースが限られている以上無駄のない答案作りが必要。
本文の言葉を使わず自分の語彙力と表現力で仕上げないといけないのがつらいところ、、。

ラルース学院では開成に関しては「習うより慣れる!!」しかないと思っています。
とにかく書くこと!

同じようなテーマの文章でどんどん書いていきます。
最初は50字でへばっていた子も「慣れる」と不思議と100字、200字とクリアできます。
書く技術さえ身に付けば後の字数は多くても少なくても関係なくなるのです。
開成レベルになるともちろん市販のテキストでは練習できません。
今までの過去問のように「人生」や「人としての品位」がテーマになっている文章を子供と一緒に読み、書き上げていきます。
最初は語彙力のない子供は「うれしい」「かなしい」といった心情語でまとめるくせがありますが、
ラルース学院ではオリジナル教材の「おまかせ受験国語2」(840円 amazonにて購入可能)の和語100個覚えます。
(P、6−55)すると自然に「わだかまり」や「心にくい」などの言葉で
今まで同表現すればいいのかわからない!と思っていた抽象的な気持ちを表す表現が自然と口からでてくるようになります。
もちろん人生の洞察力も要求される開成ですから時には「詩」など言葉のすくないものから
想像する力を養ったりいろんな角度から記述力をつけます。
6年の夏休みの志望校別対策では遅いので希望者はぜひ4年生から通塾してください。
6年生の受験生のみんなは迷わず来てください!(笑)
自分の答案に自信がもてるまで一緒に書いて書いて書きまくろう!!
目標達成までじっくりつきあいます。
ラルース学院のモットーは「じっくり、とことん!!」